壁紙クロスは、部屋の天井や壁だけに貼るものとは限りません。
一般的なビニールクロスの特徴を考えてみると
- 建材の中でもコストが安い
- いろんな表情(色・質感)をかんたんに作れる
- (通常は)傷や汚れに弱い
こうした特徴から言えることは
「人が触れない場所なら、パッとみの見た目を簡単に変えられる」
そういうメリットが壁紙クロスにはあると思います。
そこで提案したいのが家具へのクロス貼りです。
家具の表面を変えるだけで高級家具に
みなさんも見かけたことがあるかもしれませんが、とあるトイレの棚はまさにこのコンセプト(簡単に見た目が変えられる)のもとに作られています。
ポイントは
フチにこうしたチリ(段差)をつくっていてもらえば、あとは中身を変えるだけです。
上記の違う店舗に行くと、ここの部分のクロスはこんな感じになっています。
そしてオススメなのが、こうした限られた場所で高級クロスを使うこと。そうすると家具そのものが高級家具に見えませんか?
たとえばサンゲツさんのエクセレクトのSG5017とか、どうでしょう。
こうしたポイント使いなら、いろいろチャレンジしやすいと思います。
もし、これを建具ドアに貼りたい時は下記のような、ちゃんとクロス貼りに対応した建具をオススメいたします。
(たまにフスマ紙用の建具ドアにクロスを貼ってほしい、との要望もありますが、メーカー表示にあるように建具が反っても知りませんよ、と書いてあります、、、)
【今日のまとめ】
・クロスは壁だけと考えず、家具や建具にポイント使うこともでき、いろんな演出が広がる可能性をもっている。
・本当は玄関のニッチ(H250W1800~2700FL1100くらい?)の間接照明があたる奥面とかが、春夏秋冬で季節感のあるクロスに貼り変わる「おもてなし玄関」とかあればいいのになー、とかたまに妄想します。
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